こんにちは!萩原です。
気付けば2011年ももう12月を迎えました。
師走です、師走!
そりゃぁ吐く息も白くなるわけです。
急に寒くなったり暖かくなったり、
雨だったり晴れだったり。
天気もめまぐるしく動く師走です。
はて。
なんで12月は『師走』というのだろう?
「お師匠さん(お坊さん)も走るほど忙しいから」などとよく聞きますが。
(そもそもお師匠さんって誰)
気になったので、由来を調べてみました。
インターネットで調べると、すごい情報量!
簡単に抜粋します。
「師」には諸説あるようで、
・先生・・・年末で日ごろ落ちついている学校の先生も忙しくて走りまわる、説。
・お坊さん・・・師走とは「師馳(は)せ月」(しはせづき)。
昔は正月も盆と同じように祖先の霊をとむらう月であり、
お経をあげるため、お坊さんがあちこちの家々を忙しく走りまわったのが語源、説。
・御祈祷師(御師)・・・日本最古の旅行業、スピリチュアル・ガイド。
そんな御師が1年で最も忙しいのが師走、説。
ほかにも諸々。おもしろいですね。
また、言語学的な推測として
「年果てる」や「為果つ」等から「しわす」に変化したという説もあるようで。
・「年果てる」“とし はつる つき”がな訛ってしはすになった、説。
(歳が果てる、年が終る月という意味)
.「師走」とはもともと「為果つ月(しはつつき)」であり、
1年の物事をなし終えるという意味があったらしい、説。
・四季の果てる月だから「しはつ(四極)月」というようになった、説。
等々々。。。
たった一つの言葉にこーんなに説があるとは!
歴史の長さと壮大さを感じます。
ちなみに英語での月名、December(ディセンバー)は「10番目の月」の意味で、
ラテン語で「第10の」という意味の「decem」の語に由来している。
実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていた
ローマ暦が3月起算で(そのため年末の2月は日数が少ない)、
3月から数えて10番目という意味である。(Wikipediaより一部抜粋)だそうです。
紀元前46年!これまたすごく昔に生まれた言葉なんですね。
うーん。
普段何気なく口にする言葉って、実はすごく奥深いのかも。
先人の功績、大切にしなきゃいけませんね。
それにしても20ウン年、この情報飽和社会に生きてきたにも関わらず
世の中本当に知らないことばかり!!
知識の豊富な人は魅力的です。
というわけで、これからもお世話になります、
インターネット様。
ハギワラ