11.12.04

こんにちは!萩原です。
気付けば2011年ももう12月を迎えました。
師走です、師走!
そりゃぁ吐く息も白くなるわけです。


急に寒くなったり暖かくなったり、
雨だったり晴れだったり。
天気もめまぐるしく動く師走です。


はて。
なんで12月は『師走』というのだろう?
「お師匠さん(お坊さん)も走るほど忙しいから」などとよく聞きますが。
(そもそもお師匠さんって誰)
気になったので、由来を調べてみました。


インターネットで調べると、すごい情報量!
簡単に抜粋します。


「師」には諸説あるようで、

先生・・・年末で日ごろ落ちついている学校の先生も忙しくて走りまわる、説。

お坊さん・・師走とは「師馳(は)せ月」(しはせづき)。

昔は正月も盆と同じように祖先の霊をとむらう月であり、

お経をあげるため、お坊さんがあちこちの家々を忙しく走りまわったのが語源、説。

御祈祷師(御師)・・・日本最古の旅行業、スピリチュアル・ガイド。

そんな御師が1年で最も忙しいのが師走、説。
ほかにも諸々。おもしろいですね。


また、言語学的な推測として

「年果てる」や「為果つ」等から「しわす」に変化したという説もあるようで。

・「年果てる」“と はつる つき”がな訛ってしはすになった、説。

(歳が果てる、年が終る月という意味)

.「師走」とはもともと「為果つ月(しはつつき)」であり、

1年の物事をなし終えるという意味があったらしい、説。

・四季の果てる月だから「しはつ(四極)月」というようになった、説。

等々々。。。


たった一つの言葉にこーんなに説があるとは!
歴史の長さと壮大さを感じます。


ちなみに英語での月名、December(ディセンバー)は10番目の月」の意味で、

ラテン語で「第10の」という意味の「decem」の語に由来している。

実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていた

 ローマ暦3月起算で(そのため年末の2月は日数が少ない)、

3月から数えて10番目という意味である。(Wikipediaより一部抜粋)だそうです。


紀元前46年!これまたすごく昔に生まれた言葉なんですね。

うーん。

普段何気なく口にする言葉って、実はすごく奥深いのかも。

先人の功績、大切にしなきゃいけませんね。

 


それにしても20ウン年、この情報飽和社会に生きてきたにも関わらず

世の中本当に知らないことばかり!!

知識の豊富な人は魅力的です。

というわけで、これからもお世話になります、

インターネット様。

 



ハギワラ

Comment: 0